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ダブルマイノリティの人が自由に生きるために

複合マリノリティについての理解

みなさんこんにちは。

LGBTQとASD(HSP)のマイナリティを持つ大学生のレイです。

 

最近になって自分がLGBTQとASDもしくはHSPであることに気づきました。

なぜASDもしくはHSPなのかというと、まだ確実に断定出来ていないからです。

僕自身、ASDHSPどちらにも該当する症状が見られます。

したがって、実際僕がASDHSPどちらのマイノリティに該当するのかはまだ分かっていません。

それに加え、HSPは病院で診断はできないため、判断が難しいところです。

ASDに関しましては、今度クリニックへ行って診断してみようと思っています。

診断結果が分かりましたら、またお伝えします。

 

一昔前は、LGBTQやASDHSPという存在はあまり認知されてきませんでした。

最近になって徐々に理解されるようになってきましたが、まだ社会の中で生きづらさや苦しみを感じている人は多いと思います。

その一人である僕の経験を元に複合マイノリティについて多くの人に知ってもらえるように発信していきます。

 

LGBTQとは

まず、最近耳にする機会が多いのが性的マイノリティであるLGBTQ。これは、それぞれの頭文字を取って名付けられたセクシュアリティのことです。

 

・Lesbian(レズビアン)                        

→ 女性同性愛者

 

・Gay (ゲイ)          

→男性同性愛者

 

・Bisexual(バイセクシュアル)    

両性愛

 

・Transgender(トランスジェンダー)   

→生まれた時に割り当てられた性別と、自信で認識する性が一致していない人 

 

Queer/Questioning(クィア/クエスチョニング)    

性的指向性自認が異なる人

 

ちなみに僕の場合は、Gay (ゲイ) です。

僕がゲイに気づいた経緯につきましては今度お伝えします。

 

LGBTQは理解されるようになったと言っても、差別や偏見を持った人がいる、同性婚が認められないといった問題が懸念されます。

しかし、それは国や地域よって異なっています。例えば、日本ではまだ同性婚は認められていませんが、ヨーロッパやアメリカでは認められています。(下図参照)

 

参照:特定非営利活動法人虹色ダイバーシティ

このようにLGBTQは、国や地域よって認識の仕方や考え方が異なります。徐々に認知されてきているLGBTQ。これからはLGBTQの人が平等に自由に生きられるような施策をとっていく必要があると思います。

 

発達障害とは

発達障害とは脳機能の発達に関係する障害のことで、コミュニケーションや対人関係をつくるのが苦手なのが特徴です。発達障害は、大きく分けてASDADHD、LDの3種類があります。一つずつ解説して行きます。

ASD(自閉症スペクトラム障害)

特徴:社交的なコミュニケーションの困難、感覚の過敏さ、限定された行動といった事例がある。

影響:職場や学校生活等で人間関係の構築が困難になり、支援が必要となる場合がある。

ADHD(注意欠陥多動性障害)

特徴:集中力がない、授業中じっとしていられない、思いつくとすぐ行動してしまうといった事例があり、「不注意」「多動性」「衝動性」の3つの症状を持っている。

影響:仕事や学業において、長時間集中することが困難なため細かいミス、時間管理が多く生じてしまう。

LD(学習障害)

特徴:学習において、読む、書く、計算する、推論する能力に困難が生じる障害のことで、特定の分野でのみ苦手さを示す。

影響:特定の学業の進捗に遅れが見られ、学習スキルが発達しづらくなってしまう。

 

発達障害も一人一人特徴や症状が異なるため、一概に同じように支援することが難しいです。自分が発達障害かもと感じたら、一人で抱え込まず家族や友達、周りの相談しやすい人に話すことをおすすめします。

 

HSPとは

HSPは、Highly Sensitive Personのことで日本語では、とても繊細な人と訳します。

全人口の約5人に1人がHSPと言われています。

 

特徴は、深く処理をする過剰に刺激を受けやすい全体的に感情の反応が強い共感力が強い些細な刺激にすぐ気づきやすいなどがあります。

HSP心理的特性を表す言葉で、病院で診断はできないため、発達障害に比べて判断が難しいのが難点です。HSPに関しましても、一人で抱え込まず、周りに人に相談したり、同じくHSPの人と話すことが大事になると思います。

 

こちらは僕が読んだおすすめのHSPに関する本です。

気になった方は参考にして見て下さい。

 

複合マリノリティとは

複合マイノリティは、複数のマイノリティを持っている人のことでダブルマイノリティともいいます。僕のようにLGBTQとASD(HSP)を持っている人のことを指します。他にも、LGBTQであり、精神疾患がある。LGBTQであり、身体障害があるなど人それぞれです。

一つのマイノリティを持っていることでさえ、生きづらさや困難を抱えているのに、もう一つマイノリティを持っていると更に社会の中で生きづらさを感じると思います。

今後は、このような複合マイノリティの理解も必要になると感じます。

 

受け入れとサポートの重要性

近年では、同じマイノリティを持つ人同士で集まるコミュニティや支援する団体も多くなっています。ですが、複合マイノリティについての理解がまだ少ないように感じます。

僕もLGBTQのコミュニティに参加したいと思っていますが、自身がASD(HSP)であることで周りとコミュニケーションが取れないのではと不安を抱えております。

同じように他のマイノリティを持っていることで周りとコミュニケーションが取れず、辛い思いした方の記事を拝見しました。

そういった辛い思いする方が増えないためにも、複合マリノリティの人専用の支援団体やコミュニティを作っていき、複合マイノリティの人が自由に生きられる世の中にしていくのが重要だと感じました。

 

まとめ

僕も持つLGBTQ×ASD(HSP)にような複合マイノリティの理解を広め、同じマイノリティを持つ方と関わっていきたいと思います。

そして、複合マイノリティの方が自由に生きられる世の中を目指していきます。